センター長挨拶

平成31年4月から健康管理センターに着任いたしました。よろしくお願いいたします。 

当センターの事業目的は、主に生活習慣病の診断ならびに各種がんの早期発見であり人間ドックや特定健診、職業病健診等を合わせて30年度は、年間1万5千人を超える方々にご利用いただいております。

生活習慣病とは「食習慣・運動習慣・休養・喫煙・飲酒等の生活習慣が、その発症・進行に関与する病気」と定義され、代表的なものに高血圧、糖尿病、高脂血症(脂質異常症)などがあります。初期には症状が出現することはなく、不適切な生活習慣の継続によって徐々に進行して、脳梗塞、心筋梗塞などの致死的な疾患を発症したり、腎不全などの重篤な障害を引き起こします。各個人の適切な健康管理が理想的ですが、生活習慣病健診によって、早い時期に不適切な生活習慣を改善し、合併症の予防ができます。

がんを含む悪性新生物は年間総死亡原因の第一位を占めており、多くの早期がんは生活習慣病同様に無症状に経過して徐々に進行しますので、やはり早期発見、早期治療が重要です。当センターでは、がんの早期発見のための検診をさまざまなオプション検査を含めて実施しています。

また、一日ドック、二日ドックなどのより充実した内容の健診や、脳血管疾患、動脈硬化等の早期発見のためのオプション検査も用意いたしておりますので、遠慮なくお問い合わせください。今後とも当健康管理センターのご利用をどうぞよろしくお願いいたします。

センター長 秋野 能久