地域包括ケア病棟とは
地域包括ケア病棟とは、早期の在宅復帰をサポートするために利用される病棟です。厚生労働省の認可により全国で開設されるようになりました。当院の4階西病棟は、地域包括ケア病棟として運用しております。
次のような患者様が入院されます。
・急性期治療を終了して(内視鏡・カテーテル治療や手術治療を含みます)、体調が安定したけれど、すぐに自宅や施設へ戻るには不安。
・在宅へ向けての医療管理や処置のトレーニングが必要。
・在宅療養中だったけれど、入院治療が必要。
退院後は自宅で療養される方や、グループホームや在宅復帰支援型老健施設などの介護施設で療養生活を行う方が主に利用され、入院期間は60日を限度としております。地域包括ケア病棟にご入院された患者様は、主治医・看護師・理学療法士・退院支援担当者等が協力することで、円滑な在宅復帰を目指します。
なお、地域包括ケア病棟への入院にあたり、一般・急性期病棟での治療が終了した患者様には、こちらから地域包括ケア病棟への転棟を提案させていただくことがございます。ご了解後、4階西病棟へ移動し、継続入院となりますので、ご了承ください。なお、転棟しても担当する主治医に変更はございません。
皆様のご理解とご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。ご不明な点やご相談などがございましたら、お気軽に職員までお尋ねください。