医療法における病院等の広告規制について（厚生労働省）

1. 年齢階級別退院患者数
2. 診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
3. 初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
4. 成人市中肺炎の重症度別患者数等
5. 脳梗塞の患者数等
6. 診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）
7. その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）

医療の質指標

1. リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率
2. 血液培養２セット実施率
3. 広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

年齢階級別退院患者数ファイルをダウンロード

年齢区分	0～	10～	20～	30～	40～	50～	60～	70～	80～	90～
患者数	-	19	47	83	95	161	249	574	679	325

診断群分類別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

内科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060100xx01xxxx	小腸大腸の良性疾患（良性腫瘍を含む。） 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術	179	3.90	2.61	0%	66.91
040081xx99x0xx	誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2:なし	51	40.92	20.60	15.69%	85.75
060102xx99xxxx	穿孔又は膿瘍を伴わない憩室性疾患 手術なし	38	7.71	7.58	0%	60.34
060035xx04xxxx	結腸（虫垂を含む。）の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	35	6.71	6.45	0%	68.54
060340xx03x00x	胆管（肝内外）結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2:なし 副傷病:なし	33	12.21	8.75	9.09%	77.58

　当院内科は、消化器疾患を中心に代謝疾患・感染症等内科全般にわたり、包括疾患病棟を持っていることから高齢の患者様が多いのが特徴です。大腸・肝臓疾患及び胆道系・膵臓系疾患が上位となっております。

循環器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
030250xx991xxx	睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1:あり	65	2.00	2.03	0%	58.55
050130xx9900x0	心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院以外	53	37.26	17.38	15.09%	86.96
050050xx9910x0	狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1:１あり 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院以外	19	2.05	3.05	5.26%	76.74
050130xx9900x1	心不全 手術なし 手術・処置等1:なし 手術・処置等2:なし 重症度:他の病院・診療所の病棟からの転院	18	43.39	20.98	16.67%	85.33
050210xx97000x	徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1:なし、１,３あり 手術・処置等2:なし 副傷病:なし	14	16.36	9.77	0%	86.00

　当院循環器科は、睡眠時無呼吸症候群の検査や狭心症の心臓カテーテル検査、心不全、肺炎の治療を主に行っております。

外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
060160x001xxxx	鼠径ヘルニア（15歳以上） ヘルニア手術　鼠径ヘルニア等	53	5.75	4.55	0%	71.96
060330xx02xxxx	胆嚢疾患（胆嚢結石など） 腹腔鏡下胆嚢摘出術等	33	5.97	5.98	0%	59.21
080010xxxx0xxx	膿皮症 　 手術・処置等1:なし	22	22.18	12.88	4.55%	69.55
060150xx03xxxx	虫垂炎 虫垂切除術　虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等	14	5.71	5.29	0%	45.14
160100xx99x00x	頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2:なし 副傷病:なし	14	10.07	8.38	7.14%	80.43

　当院では、胆のう結石症、鼠径ヘルニア、虫垂炎などの良性疾患に対する手術を多く行っており、日常生活に早く復帰したい患者様には早期退院できるように腹腔鏡手術にも積極的に取り組んでおります。
　虫垂炎の場合は炎症の程度や身体の状態によって、内科的治療を行うか手術治療を行うか選択しています。内科的治療で炎症を改善させた後に、待機的に手術を行う場合もあります。（３ヶ月後位に、炎症のない時期に手術することで感染のリスクを軽減できると言われています。）その他に高齢者や体力が低下した際に起きやすい誤嚥性肺炎の患者様のリハビリや栄養のサポートを行っております。

整形外科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
070370xx99xxxx	骨粗鬆症 手術なし	92	43.59	21.46	3.26%	83.97
160690xx99xxxx	胸椎、腰椎以下骨折損傷（胸・腰髄損傷を含む。） 手術なし	-	-	19.34	-	-
070343xx99x0xx	脊柱管狭窄（脊椎症を含む。）　腰部骨盤、不安定椎 手術なし 手術・処置等2:なし	-	-	13.92	-	-
160820xx99xxxx	膝関節周辺の骨折・脱臼 手術なし	-	-	18.62	-	-
160850xx99xxxx	足関節・足部の骨折・脱臼 手術なし	-	-	18.68	-	-

　骨粗鬆症に関わる骨折が上位を占めています。大きな外傷ではなくても骨折となる高齢者が多くその様な骨折の術後の転院治療も増えてきています。また、一般病棟から地域包括ケア病棟へ移動し、自宅退院へ向けた支援を実施しています。

泌尿器科

DPCコード	DPC名称	患者数	平均 在院日数 （自院）	平均 在院日数 （全国）	転院率	平均年齢	患者用パス
11012xxx99xxxx	上部尿路疾患 手術なし	22	9.55	7.92	0%	47.09
110310xx99xxxx	腎臓又は尿路の感染症 手術なし	20	30.85	13.52	10%	76.75
110420xx02xxxx	水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等	14	5.71	4.02	0%	69.14
070040xx99x3xx	骨の悪性腫瘍（脊椎を除く。） 手術なし 手術・処置等2:３あり	11	45.09	13.69	18.18%	82.64
110080xx991xxx	前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1:あり	11	3.09	2.44	0%	74.18

　当院泌尿器科では前立腺癌、前立腺肥大症、尿路感染症、膀胱癌の入院治療が多く行われております。

初発の５大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数ファイルをダウンロード

	初発					再発	病期分類 基準（※）	版数
	Stage I	Stage II	Stage III	Stage IV	不明
胃癌	-	-	-	-	14	-	1	第8版
大腸癌	41	11	12	25	23	18	1	第8版
乳癌	-	-	-	-	-	-	1	第8版
肺癌	-	-	-	-	-	-	1	第8版
肝癌	-	-	-	-	-	-	1	第8版

※ 1：UICC TNM分類，2：癌取扱い規約

成人市中肺炎の重症度別患者数等ファイルをダウンロード

	患者数	平均 在院日数	平均年齢
軽症	-	-	-
中等症	66	31.56	86.65
重症	-	-	-
超重症	-	-	-
不明	-	-	-

脳梗塞の患者数等ファイルをダウンロード

ICD10	傷病名	発症日から	患者数	平均在院日数	平均年齢	転院率
I63$	脳梗塞	その他	-	-	-	-

診療科別主要手術別患者数等（診療科別患者数上位５位まで）ファイルをダウンロード

内科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K7211	内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術（長径２ｃｍ未満）	180	0.67	2.22	0.00	66.72
K721-4	早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術	39	0.79	4.92	0.00	68.08
K6871	内視鏡的乳頭切開術（乳頭括約筋切開のみ）	21	3.71	7.76	0.05	79.38
K688	内視鏡的胆道ステント留置術	17	1.59	6.65	0.06	70.47
K6872	内視鏡的乳頭切開術（胆道砕石術を伴う）	-	-	-	-	-

　消化管出血に対する内視鏡的止血術。胃および大腸腫瘍の内視鏡的粘膜剥離切開術、総胆管結石症や悪性疾患における内視鏡的乳頭切開、結石切石術、内視鏡的胆道ステント留置術などの内視鏡的治療を積極的に行っております。

循環器科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K597-2	ペースメーカー交換術	13	1.00	14.23	0.00	87.00
K5972	ペースメーカー移植術（経静脈電極）	-	-	-	-	-

外科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K6335	鼠径ヘルニア手術	45	1.09	3.60	0.00	74.44
K672-2	腹腔鏡下胆嚢摘出術	41	1.10	4.32	0.00	58.73
K718-21	腹腔鏡下虫垂切除術（虫垂周囲膿瘍を伴わないもの）	14	1.07	3.64	0.00	45.14
K6113	抗悪性腫瘍剤静脈内持続注入用植込型カテーテル設置（頭頸部その他）	11	0.09	3.73	0.00	74.27
K634	腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術（両側）	-	-	-	-	-

　胆のう結石症、胆のう炎に対しては早期退院が可能な腹腔鏡手術が有用です。炎症や癒着が高度の場合は安全のため開腹手術が必要となる場合もあります。
　鼠径ヘルニアに対する手術は腹腔鏡手術と鼠径部切開法があります。どちらの手術を選択するかはヘルニアの状態（場所や大きさ）、心肺機能などの全身状態を評価した上で判断しています。どちらの術式でも退院までの日数に大きな差はありません。（1日未満）
　大腸癌に対しても身体への負担が少ない腹腔鏡の手術を主に行っていますが、癌の進行度によっては開腹手術が必要となる場合もあります。大腸癌の他にも胃癌、肝臓癌、膵臓癌などの悪性疾患に対する手術も行っており、術後のリハビリや抗癌剤治療が必要な患者様にも地域の病院で安心して治療を受けて頂けるようにサポート致します。
　他院で手術を受けられた患者様も含めて、地域包括ケア病棟などを利用して術後のリハビリ療養を行うことが可能です。ご不明な点など御座居ましたら遠慮なくご質問ください。

泌尿器科

Kコード	名称	患者数	平均 術前日数	平均 術後日数	転院率	平均年齢	患者用パス
K783-2	経尿道的尿管ステント留置術	22	2.55	6.91	0.00	76.27
K8036ｲ	膀胱悪性腫瘍手術（経尿道的手術）（電解質溶液利用）	-	-	-	-	-
K8411	経尿道的前立腺手術（電解質溶液利用）	-	-	-	-	-
K797	膀胱内凝血除去術	-	-	-	-	-
K8282	包茎手術（環状切除術）	-	-	-	-	-

　尿管結石による重症感染が増加しており内視鏡による尿管ステントを要する症例が増えております。前立腺肥大症、膀胱癌等の内視鏡手術を中心に行っております。

その他（ＤＩＣ、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率）ファイルをダウンロード

DPC	傷病名	入院契機	症例数	発生率
130100	播種性血管内凝固症候群	同一	-	-
		異なる	-	-
180010	敗血症	同一	-	-
		異なる	-	-
180035	その他の真菌感染症	同一	-	-
		異なる	-	-
180040	手術・処置等の合併症	同一	-	-
		異なる	-	-

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率ファイルをダウンロード

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが 「中」以上の手術を施行した 退院患者数（分母）	分母のうち、肺血栓塞栓症の 予防対策が実施された患者数（分子）	リスクレベルが「中」以上の手術を 施行した患者の肺血栓塞栓症の 予防対策の実施率
97	96	98.97%

血液培養２セット実施率ファイルをダウンロード

血液培養オーダー日数（分母）	血液培養オーダーが１日に ２件以上ある日数（分子）	血液培養２セット実施率
71	54	76.06%

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率ファイルをダウンロード

広域スペクトルの抗菌薬が 処方された退院患者数（分母）	分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日 までの間に細菌培養同定検査が 実施された患者数（分子）	広域スペクトル抗菌薬使用時の 細菌培養実施率
292	46	15.75%

更新履歴

令和6年9月27日

機能評価係数2の保険診療指数における「病院情報」を公開しました。新規掲載。